JR大阪鉄道病院

看護部

看護部長挨拶

大阪鉄道病院副院長兼看護部長 岸本郁美


岸本郁美
(副院長兼看護部長)

みなさま、こんにちは。大阪鉄道病院ホームページにようこそ。

そして、看護部に興味を持っていただきありがとうございます。

当看護部は、理念に掲げておりますように、「温かいこころで、信頼される看護を提供します」をモットーに、毎日、丁寧な看護ケアを実践しております。

病院のご意見箱である「きく象ボックス」に、患者さんからの感謝のお手紙をいただくこともあります。

さらに、患者さんのQOLの向上と診療の質を支えるため、教育体制には特に力を入れています。また、看護職員としてキャリアアップしながら働き続けることができるように、JR西日本の制度に基づき、ワークライフバランスをサポートする体制を整えています。

また、当院から徒歩5分のところに26年3月に開業したあべのハルカスがありますので、お近くにお越しの際はぜひ、病院見学もどうぞ。みなさまをお待ちしております。

 

看護部の理念

理念

 

平成28年度 看護部目標

 

 

 

看護体制

<看護単位>
7病棟(急性期6病棟、回復期リハビリテーション病棟1病棟)
外来 3ブロック
手術室

 

<看護方式>
固定チームナーシング+継続受け持ち制

パートナーシップ

 

<看護体制>
2交代制
変則2交代制
3交代制

 

 

継続教育について

看護部では「人間性の尊重を基盤に、倫理的判断力を持ち、信頼される専門職業人として、生涯自己研鑽に努め、問題解決能力を身につけた看護師を育成する」という教育方針のもと、当院の「臨床実践能力育成ラダー」を定めています。

そして常に質の高い看護が提供できるよう臨床実務に直結した内容で研修を行っています。特に新人の時から3年間は全員、勤務時間内に研修を行い、看護師としての知識やスキルのアップをサポートしています。

4年目以降もレベル別・専門分野別に研修コースを整え、さらに個人に合わせたキャリアアップができるように支援しています。

特定の分野に興味を持ち、認定看護師を目指す人への支援体制もあります。

「当院のクリニカルラダー」ダウンロードはこちら(PDF/106KB)

 

■年間教育プログラム

厚生労働省により努力義務化された「新人看護職員臨床研修制度」のガイドラインに沿って1年間の新人研修を実施しています。

「新人教育について」ダウンロードはこちら(PDF/349KB)

 

■育児介護復帰者研修

育児や介護などを理由に、長期にわたり休職した職員が復帰した際に実施しています。病院や看護部の動向や最新の看護ケアなどについて、講義や演習を通じて再確認する機会としています。

 

■中途採用者研修

年度途中で入職される場合、その方々の経験に応じた個別の研修パターンを準備しています。

 

 

看護の専門分野/専門外来等

リンパ浮腫外来

リンパ浮腫は、リンパ管に何らかの障害があるために、皮下組織の隙間にリンパ液が過剰に貯まった状態を言います。これは、原因不明の場合もありますが、乳がんや子宮がん、卵巣がん、前立腺がんなどの治療に伴うリンパ節の切除や放射線治療後に手足に浮腫を生じることがあります。リンパ浮腫は、一度起こってしまうと完治は困難で、放置しておくと日常生活に支障をきたしてきます。しかし、早期発見・早期治療を行うことで、浮腫を軽減・維持することは可能です。

リンパ浮腫外来には、当院で手術を受けた方を対象に、医師がリンパ浮腫治療を必要と判断された方に受診していただいています。外来では、リンパ浮腫を軽減するケアやその人の生活を考慮したセルフケア指導を行っています。

 

WOC外来

WOC(ストーマ)外来は、毎週月曜日・水曜日の午前中に完全予約制で行なっています。各診療科医師と皮膚・排泄ケア認定看護師が担当しています。おもにオストメイト(ストーマを持った方)のスキンケア・装具選択・生活相談を行なっていますが、失禁のある患者さんへ自己導尿指導なども実施しています。WOC(ストーマ)外来の場所はプライバシーが確保できる個室ですので、他の患者さんを気にすることなく受診していただけます。手術後間もない方から20年以上経過した方までさまざまな方が受診していらっしゃいます。オストメイトの方それぞれの生活に合わせたサポートができるよう心がけています。

(*WOCとは、Wound(創傷)、Ostomy(ストーマ)、Continence(失禁)の頭文字をとったものです。)

 

フットケア外来

糖尿病代謝内科で行っているフットケアは、糖尿病患者さんを対象に「足に潰瘍や壊疽等を生じないようにすること」を目的に行っています。

糖尿病患者さんでは、神経障害や血流障害等の合併症により、足病変(胼胝・魚の目・水虫など)が重症化しやすく潰瘍や壊疽を発症してしまいます。そこでフットケア外来では、検査結果を基に日常生活行動を振り返り、足病変のリスクを調べ、足の観察の仕方・適切な爪の切り方・足の洗い方・靴の選び方等をご案内し、自分でできるフットケアを提供しています。また必要に応じて爪切りやたこ・魚の目の処置、足の変形から起こる足病変に関しては靴の装具も案内しています。糖尿病療養指導士の資格を持った看護師が対応しておりますので、足のことだけでなく療養に関するご相談もお受けしています。

 

 

リソースナース(専門看護師・認定看護師)

リソースナースは、常に変化する医療現場の最前線で働く看護師たちを専門的知識や技能で支援する看護師のことです。大阪鉄道病院では、特定の専門看護分野において卓越した看護能力を有する専門看護師と、水準の高い看護技術と知識を有する認定看護師が中心となりリソースナースとしての役割を果たしています。

また、状況に応じて他分野とコラボレーションを行い、よりよい看護が提供できるように努めています。

専門看護師・認定看護師

慢性疾患看護専門看護師 (高濱 明香)

高齢化社会となり、慢性疾患を持つ人々の増加とともに、合併症や併発疾患で入院している患者さんも多くなっています。慢性疾患看護専門看護師は、生活習慣病の予防や、慢性的な心身の不調とともに生きる人々に対し、入院中や外来、地域での関わりを通して、効果的な看護を提供し、慢性疾患の管理、健康増進、療養支援などのサポートを行います。また、ケアを継続して提供するための看護外来の立ち上げや看護スタッフの育成に取り組んでいます。

 

慢性心不全看護認定看護師 (髙山真実)

慢性心不全とは、心臓の機能が低下して、体に十分な血液を送り出せなくなった状態を言います。慢性心不全患者さんは心不全の悪化と回復を繰り返しながら徐々に心臓の機能や身体能力が低下していくという特徴があるため、心不全を繰り返さないことが重要となります。心不全の悪化は心臓の問題だけでなく生活習慣の影響を受けるため、心不全を悪化させない日常生活を送ることが大切です。慢性心不全患者さんやご家族と共に、心不全を悪化させない生活について考え、患者さんが自分らしく療養生活を送ることが出来るよう支援を行っていきます。

 

緩和ケア認定看護師 (山田 千幸)

緩和ケアは、がんによって生じる問題を抱えている患者さんとご家族に対し、身体やこころのつらさを和らげ生活の質を高めることです。また、緩和ケアはがんと診断されたときからがんの治療と共に行うことが大切です。私は、緩和ケアチームの一員として、患者さんやご家族が抱えているさまざまなつらさを和らげ、その人らしく生きることができるように医師、薬剤師、看護師、理学療法士、MSWと協働しながら活動をしています。

 

がん性疼痛看護認定看護師 (三木 章乃)

日本では2人に1人が”がん”になる時代。そんななか、がん患者さんでは約70%の方が痛みを体験すると言われています。痛みを我慢していると、眠れなくなったり、食べることができなくなったり、いらいらしたり…。身体にもこころにもストレスになり、体力を消耗します。また、痛みを長い間がまんしていると悪化し、余計に多くの鎮痛剤が必要になるとも言われています。痛みを緩和して本来の治療に専念できるように、また痛みを緩和することで、大切な時間をその人らしく過ごすことができるように、微力ながらサポートさせていただきます。

 

がん化学療法看護認定看護師 (中村 千絵・中島 いづみ)

がん化学療法はがんに対し効果が期待できる反面、副作用の心配があります。副作用をコントロールし、治療が円滑に進むよう、医師や薬剤師など多職種と協働しながら、科学的根拠に基づいた副作用対策を実施しています。がん治療は長期にわたることもあり、患者さんやご家族ががん化学療法を継続していくなかで生じた、心理的・社会的問題に対してサポートしています。

また、院内のがん化学療法看護の質の向上を目指し、化学療法に携わる看護スタッフの教育・相談を実施しています。

 

皮膚・排泄ケア認定看護師 (柿元 奈緒子)

ストーマ(人工肛門)・創傷(おもに褥瘡)・失禁ケア専門の看護師です。ストーマケアでは、毎週月・水曜に、プライバシーの守れる個室でストーマ外来を実施しています。おもにスキンケア・装具選択・生活相談などを行っています。手術後間もない方から20年以上経過した方まで、オストメイトの皆さんが安心して過ごせるように看護しています。 褥瘡ケアでは、病棟の褥瘡担当看護師とともに予防を中心に活動しています。失禁ケアでは、自力で十分に排尿ができない方や、尿便失禁のある方の排泄ケアを行っています。

皮膚・排泄ケアの質の向上に向けて、院内を横断的に活動しています。

 

感染管理認定看護師 (坂本 麗花)

感染症から外来・入院患者さん、ご家族、職員など病院に関わるすべての人を守るため、また、感染症を広げないために組織横断的に活動しています。感染対策は、“感染症の有無に関わらず”日常的な実践が感染予防に繋がります。 そのために、継続した職員教育やサーベイランスを行い、院内の感染対策の質向上に向けて取り組んでいます。また、当院では、様々な職種が連携した院内感染対策チーム(ICT)を中心として、感染症の患者さん一人ひとりに対応した感染症治療・対策を行っています。

 

認知症看護認定看護師 (森田 由紀子)

高齢化がすすむにつれ一般病院にも認知症患者さんの入院が増加しています。高齢の患者さんや認知症の患者さんは、入院により環境・生活リズムが変化することや、疾患による心身の苦痛により、せん妄や行動心理症状を引き起こすことも少なくありません。 それらを予防・緩和し、安全に安心して入院生活を送っていただけるよう環境を調整し、個人の意思を尊重した看護を実践します。認知症を正しく理解し、適切なケアができるよう、院内研修やスタッフ指導、コンサルテーションを実施し看護の質の向上を目指しています。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師 (菊地 香織)

「摂食・嚥下障害」とは、食べることや飲み込むことの障害です。食事を行うことは、体に必要な栄養素の補充をするのみでなく、人とのコミュニケーションの場にもなります。しかし、加齢や病気などにより、摂食・嚥下障害が生じ、好きな食べ物を食べることができない状況の方もいらっしゃいます。誤嚥性肺炎や窒息などのリスクを回避しながら「安全においしく食べることができる」ことを目標に、多職種と連携を図りながら看護させていただいています。

 

 

 

先輩看護師からのメッセージ


由留木千恵

3年目  由留木千恵(近大姫路大学卒)

整形外科病棟と回復期リハビリ病棟で勤務し、1年目の頃は戸惑うことが多かったですが、少しずつ優先順位を意識して患者さんの看護ができるようになりました。回復期リハビリ病棟では、患者さんのADL向上のために看護師として、どのよう関わっていけば良いかなど学ぶことが多いです。わからないこともたくさんありますが、その都度指導者や先輩方に指導して頂きながら日々働いています。毎日患者さんがリハビリをしている姿を見ると、私ももっと頑張ろうという気持ちになります。

 

 


仲榮眞咲紀

1年目 仲榮眞咲紀(白鳳女子短期大学)

私が当院を選んだ理由は、教育体制がしっかりしているため就職を決めました。ローテーション研修後、希望の血液・消化器内科病棟で勤務しています。わからないことばかりで勉強の毎日ですが、指導者や他の先輩方にサポートしてもらいながらも、自分でできることが徐々に増えてきて、やりがいを感じ、楽しく仕事をしています。これからも日々成長していけるように頑張っていきたいです。

 

 

ワークライフバランス

JR西日本は“安心して産み、育て、介護し、働きやすい職場環境を目指す”ワークライフバランスの推進に積極的に取り組んでおり、そのためのサポート制度を整えています。

病院勤務の看護職も、会社の様々な制度を利用し、プライベートの生活と、専門職業人としての生活を充実させています。

育児休職

子供の誕生後育児に専念するために仕事を休む場合、育児休職制度を利用できます。男性社員・女性社員とも利用できます。

 

短日数勤務制度

ひと月の中の勤務日数を減らして働ける制度です。男性社員・女性社員とも利用できます。

 

短時間勤務制度

育児休職から復帰した後、あるいは出産後すぐに復職したい場合、仕事と子育てを両立させていくのをサポートする制度です。男性社員・女性社員とも利用できます。

 

※その他に、「保育所利用補助」「看護休職」「時間外労働などの制限措置」など様々な制度があります。

 

 

介護休職

家族を介護する必要が生じた場合、介護休暇や介護休職の制度を利用できます。

 

 

育児休職後、短時間勤務制度を活用して復帰した先輩から

堂屋敷里子(16年目)

3人を子育て中です。出産後はその都度しばらくは育児休職をとって子育てに専念し、保育所入所が決まると復帰してこの制度を使って仕事を続けてきました。
我が家は夫が単身赴任中でもあり、私の家事や育児の負担が大きいので、復帰して仕事とこれらが両立できるのか悩んでいました。しかしこの制度を利用することで、慣れた環境にスムーズに戻ることができました。
周りのスタッフの励ましや協力も得られて心強いです。子育て中の先輩もたくさんいて、色々な相談もできます。仕事が終わるとそのまま保育所にお迎えに行き、その後は時間的にゆとりをもって3人の子供たちとも関わることができています。