JR大阪鉄道病院

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リハビリテーション室

ごあいさつ

リハビリテーションとは、心身に障害を負った患者さんが機能の回復、能力の向上を図り、社会復帰を目指すことです。私たちの病院では、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が専門性を活かして、患者さんの状態を把握しアプローチしています。

また、従来からの急性期医療サービスに加え、H20年10月より回復期リハビリテーション病棟を開設しました。より「自分らしい生活」を送れるように、リハビリテーション治療を提供してまいります。

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主な疾患

骨折など整形外科疾患、脳梗塞などの脳血管疾患、パーキンソンなどの神経内科疾患、外科的手術後の呼吸、運動機能回復、失語症、構音障害、高次機能障害など。

 

スタッフ

     
  医師 2人
  理学療法士 20人
  作業療法士 9人
  言語聴覚士 3人

 

診療実績(H27年4月~28年3月延件数)

    脳血管Ⅰ 脳Ⅰ
(廃用)
運動器Ⅰ 呼吸器Ⅰ がん
リハ
摂食
機能
合計
  理学療法士 9,558 666 11,083 3,144 3,185 - 27,636
  作業療法士 9,469 453 3,227 - 63 - 13,212
  言語聴覚士 3,967 - - - - 238 4,205
  合計 22,994 1,119 14,310 3,144 3,248 238 45,053

 

認定情報

脳血管リハビリテーションⅠ

運動器リハビリテーションⅠ

呼吸器リハビリテーションⅠ

がん患者リハビリテーション

 

理学療法(Physical Therapy:PT)

理学療法とは

理学療法は病気、ケガ、寝たきりの状態などによって身体が不自由になった患者さんに対して、基本的動作能力(寝返りをする・起き上がる・座る・立つ・歩く)の維持・回復を主な目的として行います。まず患者さんの状態を調べて全体像(身体機能、心理面、リスク)をつかみ、適切な治療方法と目標を設定したのちに、基本的動作能力の回復を図るために、トレーニングを行います。運動療法・物理療法をはじめ、日常生活に必要な動作の訓練(ADL訓練)を行い家庭復帰、社会復帰、寝たきり予防を目指しています。

 

運動療法とは

運動療法は、関節可動域運動、筋力増強、バランス能力の向上、痛みの改善などを通じて、身体機能の維持や改善を図ります。また実際の動作練習も行い、日常生活動作の能力を高めます。

 

物理療法とは

電気療法、温熱療法、水治療法(渦流浴)により、痛みや循環の改善を図り、運動をしやすくします。

 

その他

  • 杖、装具などの評価や調整
  • 日常生活動作(ADL)訓練
  • 家屋評価、介護指導など

 

対象疾患

  • 脳血管障害:脳梗塞、脳出血
  • 神経・筋疾患:パーキンソン病、脊髄小脳変性症
  • 骨関節疾患:関節リウマチ、変形性関節症(術後)、骨折
  • 呼吸器疾患:慢性呼吸不全、肺炎 など

 

作業療法(Occupational Therapy:OT)

作業療法とは

身体または精神に障害のある者、またはそれが予測される者に対し、その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業活動を用いて治療・指導・援助を行うことをいいます。(社団法人 日本作業療法士協会・定義より)

 

対象疾患

神経内科疾患(脳血管障害、頭部外傷、パーキンソン病、ギランバレー症候群、ALSなど)、整形外科疾患(リウマチ、上腕骨・前腕・手指骨折、大腿骨頚部骨折、頚椎症など)を中心に、リハビリテーションを提供させて頂いております。

 

具体的なリハビリについて

機能回復

日常生活や家事・仕事が行いやすくなるよう、機能の回復や代償動作の獲得などを目的に治療・練習を行います。そして、その方法は、徒手的なものや手工芸、日常生活動作などを用いた活動(作業)で、楽しく、より生活に結びついたものです。

例えば・・・

  • 実際のお茶碗・お箸を用いた食事動作訓練
  • 実際の浴槽、バスボードやシャワーチェアを用いた入浴動作訓練
  • 更衣、トイレ動作訓練
  • 台所での調理訓練
  • 和室での床上動作訓練
  • 自助具の作成、紹介
  • 徒手的な関節の可動域訓練など、手上肢・指の機能回復訓練
  • 高次脳機能障害を持った方への訓練

 

環境調整

家庭や社会での生活が安全、快適で充実したものとなるよう患者さんや家族の方と一緒に一人一人にあった生活環境を考慮します。

例えば・・・

  • 住宅改修のアドバイス
  • 福祉用具の紹介・提供
  • 社会資源の活用・情報提供 など

 

 

言語聴覚療法(Speech Therapy:ST)

言語聴覚療法とは

失語症や構音障害に対して、声を出す練習や言葉の練習などを行い、言語機能の改善や有効なコミュニケーション手段の確立に取り組んでいます。また、脳卒中や頭部外傷後遺症のひとつである高次脳機能障害や摂食・嚥下障害のリハビリ訓練も行なっています。

患者さん一人一人目標に応じた個別訓練をおこない、家庭や社会への復帰と生活上のコミュニケーション回復を目指しています。

 

コミュニケーションの改善

コミュニケーションの障害は、脳卒中や頭部外傷など様々な原因で起こり、多様な症状を呈します。STは、コミュニケーション障害の引き起こしている原因、症状、重症度、有効なコミュニケーション手段などを探り、障害回復・軽減を図ります。同時に代償手段や補助手段の使用を検討したり、ご家族や親近の方々へも働きかけてコミュニケーションの円滑化を図ります。

 

対象疾患

  • 脳血管障害や脳腫瘍・頭部外傷の後遺症
  • 失語症(言語機能全般の障害)
  • 運動性構音障害(声・発音・抑揚などの障害)
  • 高次脳機能障害(注意・記憶・視覚的・聴覚的認知などの障害)
  • 摂食・嚥下障害(食べること・飲み込むことの障害) など