JR大阪鉄道病院

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臨床検査室

輸血管理室

輸血検査とは

輸血する血液の選択に必要となる血液型の検査や、選択した血液と患者さんの血液が適合するか否かを確認する検査など、輸血の際に行う検査。

 

輸血の種類

  • 同種血輸血/他人の血液を輸血すること
  • 自己血輸血/自分の血液を輸血すること

検査の内容

ABO式、Rh(D)式血液型、不規則抗体検査、直接クームス試験、交差適合試験など。

 

検査の方法

半自動機器(カラム凝集法)、用手法など。

 

業務内容

血液製剤の管理(日赤血、自己血)、輸血関連検査

 

主に取り扱う製剤

  • 照射赤血球濃厚液―LR、照射洗浄赤血球―LR
  • 照射濃厚血小板―LR、照射濃厚血小板HLA―LR
  • 新鮮凍結血漿―LR

施設基準

輸血管理料Ⅰ

 

資格等(2013年4月現在)

認定輸血検査技師 1名

 

生殖医療部門

当院では平成19年から、体外受精や顕微授精などの高度な不妊治療を開始しました。体外受精は体から取り出した卵子と精子を受精させ培養を行い、発育した卵を体内に戻します。受精や培養は、胚培養士と呼ばれる高度な技術を要する専門家が行っています。当院では胚培養士として、臨床検査技師が担当しています。患者さんからお預かりした卵子や精子の取り扱いには細心の注意を払い、一組でも多くのカップルに赤ちゃんが授かるよう日々、努力しています。

 

資格(2013年4月現在)

胚培養士(哺乳動物卵子学会)2名

 

  培養室
培養室
顕微授精
顕微授精
 

 

2階画像センター 生理検査部門

生理検査部門で実施している検査です。

 

循環機能検査

心電図(マスター負荷試験、24時間ホルター心電図、R-R自律神経検査)

心臓超音波検査・トレッドミル負荷検査

 

腹部超音波検査

 

脳・神経学的検査

脳波検査、神経伝導検査、筋電図検査

 

呼吸機能検査

肺活量、努力性肺活量、機能的残気量、クロージングボリウム、肺拡散能

 

動脈硬化検査

サーモグラフィー、ABI/TBI/PWV検査、フットチェック

 

甲状腺超音波検査

 

頚動脈超音波検査、頚動脈ドプラ検査、経頭蓋ドプラ検査

 

資格等(2013年4月現在)

       
  超音波検査士 腹部領域 6名
  循環器領域 6名
  血管領域 1名
  泌尿器領域 1名
  脳波・神経伝導検査認定技士 1名
  医療情報技士 1名

 

上記の検査を、医師と一緒に5名の検査技師が担当しております。検査に関してご心配な点、ご不明なことがございましたら、担当技師にお気軽に何なりとご質問ください。

 

一般検査について

主に尿の試験紙法によるスクリーニング検査をしています。尿の性状を確認後、提出された尿の蛋白、糖、pH、潜血、ビリルビン、比重、ケトンタイ、ウロビリノーゲン、を測定します。蛋白、糖などは定量的に測定します。尿中の有形成分を、遠心、鏡検しています。

腎、尿路系疾患の鑑別とその程度を知るうえで大切な検査です。

糞便検査として、潜血検査と寄生虫検査をおこなってます。

消化器系の疾患に必須の検査です。

穿刺液検査では、髄液をふくむ、体腔貯留液(胸水、腹水など)の比重、蛋白などを検査します。循環障害、栄養障害、炎症、癌浸潤などの病態の判定に重要な検査です。

出血時間の検査では、耳朶に切創をつくり、出てくる血が自然に止血するまでの時間を測定します。血管異常および血小板異常で延長するとされています。

 

 

生化学検査

業務内容は、患者さんから採血された血液で肝機能検査(AST、ALT、LDH、γGTPなど)、腎機能検査(尿素窒素、クレアチニン、尿酸など)、脂質検査(コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールなど)、血糖値を測定することです。また肝炎ウイルス(B型、C型)や梅毒などの感染症の検査もしています。これらの検査は、自動分析装置で行われバーコード管理された患者さんの血液をより正確に、より早く検査結果を報告するよう努力しています。

 

 

病理診断

病理診断科では患者さんから採取した細胞・組織の異常を顕微鏡で観察し、良性か悪性かの診断を行っています。大きく分けて「細胞診」と「組織診」の2つがあります。

 

「細胞診」は患者さんから痛みの少ない方法で細胞を採取し、その中にがん細胞が含まれていないかチェックしていきます。多数の細胞が採取されている中から異常な細胞を見つけ出すためには専門知識と熟練が必要であり、「細胞検査士」という資格を有した臨床検査技師が検査を行っています。

正確な判断・診断を行うために異常と判断した標本については細胞診専門医と2名以上の細胞検査士でカンファレンスを行い結果報告しています。

 

「組織診」では内視鏡検査による生検組織や手術による摘出臓器などを扱います。

良性か悪性かの診断をはじめとして、がんが取り切れているか、がん浸潤の有無、がん転移の有無、治療効果の判定など様々な評価を行っています。

組織診による診断は最終診断となり、治療方針の決定に大きく影響します。このため組織診断を行えるのは「病理医」の資格を有する医師のみであり、当院では常勤1名、非常勤3名の病理医で診断を行っています。

また病理検査において検体を取り違えることは絶対に許されないことであり、当院では2012年4月より「病理診断支援システム」を導入してヒューマンエラーを未然に防いでいます。

 

資格等(2013年8月現在)

       
  病理医
(日本病理学会)
常勤 1名
  非常勤 3名
  細胞診専門医
(日本臨床細胞学会)
3名
  細胞検査士
(日本臨床細胞学会)
3名
  国際細胞検査士
(国際細胞学会)
3名
  2級病理検査士 1名

 

 

血液検査

血液検査では、血液の細胞成分や凝固線溶に関する検査をしています。

赤血球数、白血球数、血小板数、ヘモグロビン濃度、白血球分画。プロトロンビン時間、Dダイマーなど多くの検査をしています。

健康の管理や病気の治療に役立つ迅速で正確なデータを提供できるよう日々努力しています。

 

資格等(2013年4月現在)

認定血液検査技師   1名

 

 

細菌検査

細菌検査は、細菌検査自動測定装置を使用し、病気の原因となる起炎菌の同定検査と薬剤感受性検査を行っています。また培養検査以外にグラム染色や迅速検査等も行っています。細菌検査はオーダリングに接続しているので、最終結果が出るまで、中間報告として、そのつど最新の情報を送信しています。ルーチン検査以外に、細菌検査の統計処理(院内の細菌分離状況、薬剤感受性率等)を作成、またICTの一員として病棟を巡回し、感染防止委員会に出席して 院内の感染防止対策に努めています。